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資金調達

資金調達

2003年の法改正で資本金が1円でも開業できるようになりました。
しかし、そういった会社は外部から信用を得られにくいことがほとんどです。
最低でも、資本金100万円程度は用意しておくことが理想的です。

また、独立資金をためてなく、全額借入して独立開業しようとされる方が多くいらっしゃいますが、現状ではこれもなかなか難しいです。
業種問わず、金融機関からの借り入れを含め、最低限必要費用の3分の1程度はご自身で用意できないと、開業は厳しいでしょう。
一般には開業までに通常3年程度かかるといわれていますが、逆に資金さえあれば1年ほどの準備期間での開業も可能です。

お金を借りる前にやっておくべきこと

お金を借りる前にやっておくべきこと

金融機関からお金を借りる=信用を得るということです。金融機関から借り入れの審査にあたり、金融機関からは生活の有り様をチェックされます。
公共料金などの支払いに滞りが見られたりする場合は、信頼を得られず借り入れができません。
最低でも、開業希望の1年前くらいからは各種支払いはきちんとしておきましょう。

また、借り入れに際しては事業計画を提出する必要がありますので、作成しておかなければいけません。事業計画については、「事業計画」のページで詳しくお話ししています。

資金調達の方法

資金調達の方法

資金の調達方法としては、主に下記の4つが挙げられます。
独立開業者は、下記②~④を併用し資金調達することが多いです。

① 家族や親戚から

家族や親戚からの理解が得られ、かつ状況・金銭的に借りられる場合、この方法が最も資金調達しやすい方法だといえます。

② 日本政策金融公庫

小企業等の支援を目的とした100%政府出資の政策金融機関で、民間の金融機関より安い金利で借りることができる、長期の借入が可能など、メリットが多くあります。
また、新規開業の場合はなかなか民間の金融機関では融資が受けられない中、開業資金も融資してもらえるのも大きな利点です。

③ 銀行などの金融機関

新規開業の場合は融資が受けられない場合が多いですが、たとえば商工会議所へ入ると商工会議所がお世話してくれる場合もあり借りやすくなるなど、適切な方法をアドバイスをいたします。
当事務所でも、福岡銀行八幡支店とのお付き合いがありますので、ご相談ください。
金融機関への融資相談に付き添うことも可能です。

④ 助成金の申請

市町村などによっては開業者向けの助成金を設けているところもありますので、情報収集しておきましょう。
たとえば北九州市では、小売業やサービス業開業・起業者への家賃などを補助してくれる助成金制度があります(条件あり)。
時期によっても制度が変わったり、条件等が厳しく受けられない場合も多々ありますので、当事務所では最新情報を交えながら、助成金が受けられるためのアドバイスやサポートをしています。

※当事務所では、上記の方法を中心にできるだけ多くの借り入れが可能になるよう、開業資金を準備できるようアドバイスやサポートをいたしますので、まずはご相談ください。