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独立、新規開業

税理士に依頼するメリット

税理士に依頼するメリット

経営者は周囲に相談することが難しく、考えが偏ったり、資金・経理面などお金に関することがおろそかになりがちです。
これらが経営の落とし穴になることも多いため、そういったことを防ぐためにも税理士に依頼するとリスク回避になります。

経営が悪化してから気づいても、すでに取り返しがつかなくなっていることもよくあります。

税理士とは、経営悪化に陥らないために、経営者さまと一緒に成長を遂げるパートナーです

開業までにすること

開業までにすること

また、開業しようと思ってもすぐにできるものではなく、開業にはいろいろな準備が必要です。

業種によっても変わりますが、開業をお考えの方は体力・資金面などを踏まえて、できるだけ若いうちがおすすめです。

1、資金のめどをつけておく

開業の相談は30~40代など若い方が多い傾向があります。
ただ、若い方の開業で多いのが、独立資金を貯めておらず、全額借入をして始めようとする人が多いことです。
せめて、開業資金としては、株式会社の場合は登記手続きなどを含め最低30万、必要な資金の3分の1は用意しておかなければ、金融機関からの融資も厳しいでしょう。

2、場所(希望に見合う物件)を探す

家賃が高い都心にするのか、比較的家賃の安い郊外にするのかなど、業種やコンセプトを踏まえて考えておく必要があります。競合になり得る、同業他社の立地をリサーチしておくことも重要です。

3、事業計画を立てる

事業計画とは、「こうしたい」「こうありたい」という経営者の意志や覚悟を数字で表すもので、金融機関の融資を受ける際には必ず必要になります。
当事務所でも、客観的な視点とこれまでの経験・社会の状況も踏まえた上で、事業計画の作成の推進や的確なアドバイスを行っています。

4、家族から理解を得ておく

意外に思われるかもしれませんが、独立開業するにあたり、もうひとつ大切なことは家族の理解を得ておくということです。生活状況の変化など、独立開業は必ず家族へも影響が出てきます。
結婚している場合は、互いの実家や兄弟・親戚などから開業資金を借りる場合もあるため、そういった面も含めて事前にしっかりと話して理解を得ておきましょう。

業界別 開業の注意点

これから起業するには、北九州地区の業界の現状や業界別の特徴を把握しておく必要があります。
飲食店
飲食店

Point1 コンセプト・価格設定
どのようなコンセプトの店にするかをまず決める必要があります。
そのコンセプトを受けて、価格を抑え薄利多売の戦略でいくか、高い価格常連のお客さまをターゲットにしていくかなどどのような戦略でいくか、詳細を検討する必要があります。

Point2 立地を考える
コンセプトや価格設定をある程度決めると、自然と立地も決まってきます。
薄利多売の戦略でいく場合は集客を見込める都心にする必要があります。
高い価格設定の場合は、家賃の安い郊外へ店を構え、リピーターを大切にして売り上げを上げていく方針がよいでしょう。
営業時間も立地を考える上で重要な要素です。
価格設定については、北九州では高級志向ではなかなか成功しにくい傾向があります。

Point3 数字をしっかり見る
特に開業を希望する方や開業したばかりの方は、店づくりに気を取られて、数字のことを見落としがちな傾向があります。
たとえば、開業にあたり、その業界の一般的な利益率を知り、店の種類を決めることも大切です。

喫茶店やカフェ、居酒屋など食事を提供する店の営業利益率は60%弱、うどんやラーメン店は60%強、バーなどドリンク中心の店は80%程度といわれています。
数字だけ見ると、利益率がよさそうに見えますが、特に居酒屋やバーなどは開業しやすい一方、客の定着が難しいともいわれています。

☆当事務所では、飲食店開業にあたって、立地や資金面、開業後の記帳指導も含めてアドバイスしています。お気軽にご相談ください。

コンビニエンスストア
コンビニエンスストア

Point1 競争相手が多い
コンビニは日々、さまざまなところで開業されており、今周囲にないからと開業しても、今後、競合他社が近くに現れる可能性も十分にあります。
よく、酒屋さんを廃業してコンビニにされる方もいますが、酒屋さんはもともと配達を主としているため、あまり立地がよくないことが多いため、よく立地環境を把握して開業する必要があるでしょう。

Point2 開業にあたり豊富な資金が必要
多くの場合、どこかのコンビニチェーンの傘下に入ることになります。
契約料なども含め、開業にあたってはある程度の資金が必要です。

Point3 夜間まで対応できる体力が必要
コンビニの開業については、若い方の相談が多く見られます。夜間営業への対応など、体力的な面では比較的若い方のほうが開業に向いているといえます。
また、家族経営も多く見られるため、家族の協力も必要です。

Point4 スタッフのマネージメント
家族だけでシフトを回していくのは大変なので、どうしてもアルバイトを雇う必要が多くなります。
学生は長時間労働させられない、24時間営業のため夜間スタッフの確保など、スタッフのマネージメントが大変な部分もあります。

※当事務所では、コンビニ開業にあたって、立地や資金面も含めてアドバイスしています。
お気軽にご相談ください。

IT関連
IT関連

Point1 社員のケア
深夜までの仕事が多く、心身ともにハードな業種のひとつだと思います。
ですから、体力のある若い社員の確保や入社後の社員のマネージメントやケアが、経営にとっても重要になってくるでしょう。

Point2 新規の顧客は開拓しにくい
IT関連の企業は増えていることもあり、独立しても軌道に乗せるのが難しい業種のひとつかもしれません。
すでにある程度の顧客を抱えて独立する場合は借り入れもしやすいでしょうし、これから独立して顧客を開拓する場合は、経営も借り入れも難しい傾向があります。

※当事務所では、IT関連やWEB関連会社の設立にあたって、資金の借り入れも含めてアドバイスしています。お気軽にご相談ください。